カラコンを買うのに必要なことは?

眼科の受診

カラコンを購入するときには、まず眼科へ行きましょう。
度数の有り・無しに関わらず、目の状態によってはカラコンを使用できないこともあるため、カラコンをしても問題がないかどうかを確かめる必要があります。

眼科を受診すれば自分に合うBC(ベースカーブ)やDIA(レンズ直径)、PWR(度数)などを知ることができるため、使用時のトラブル回避に繋がります

また、カラコン初心者が一番間違いやすいのは、眼鏡と同じ度数を購入してしまうことです。
カラコンは、 眼鏡と度数は異なりますので特に注意が必要です。
レンズデータが全く分からない方はご購入前に眼科医に相談されることをお勧めします。

医師から処方箋をもらう

眼科を受診すれば、正しい視力・度数を知れるだけでなく、カラコンの使用方法について医師から指導を受けることもできます。
カラコンの使い方はもちろん、眼科ではコンタクトのつけ外しの手順を実践しながら丁寧に教えてくれる ので安心です。
また、カラコンのつけ外しに加えて、眼科ではレンズケアの方法も教えてもらうことができます。
ケア方法を誤ると、雑菌や汚れによる装用時の不快感や眼病のリスクが高まり危険です。正しいケアの方法をしっかりと学びましょう。

未成年でも買うことができる?

カラコンは、未成年でも問題なく購入することができます。
ただし、通販サイトによっては保護者の同意が必要な場合もあるため、購入前によく相談した上でご購入いただくことをおすすめします。


カラコンの基礎知識

DIA

カラコンレンズの直径の大きさの単位を表す文字です。

着色直径

レンズの着色部分の大きさを示す数値です。大きければ大きいほど瞳を大きく見せます。

度数 パワー PWR/P/D/SPH

レンズの着色部分の大きさを示す数値です。大きければ大きいほど瞳を大きく見せます。

BC(ベースカーブ)

レンズの曲がり度合いの単位で、眼球のカーブに対してベースカーブが大きいとコンタクトレンズの曲がり具合はゆるくなります。逆に小さすぎると、圧迫されている様な感じになります。

シリンダー(CYL/CY)

Cylindricalvalue=C値で表される単位で、乱視度数を表します。シリンダーの数字が大きいほど、乱視が強くなります。 さらに言えば、アクシス(AX/AXS)と言われる乱視角度という単位もあります。

基本的にここで紹介したカラコンの数値単位を覚えておくと、カラコンのパッケージに記載されている情報を読み取ることが可能です。
目に直接装着するものですので、正確な情報を知っておかないと、後々目のトラブルにつながります。
そのことから、初めてカラコンを購入する際には、購入前に眼科を受診して正確な目の情報を確認することから始めましょう。 普段使うものですから、安全にカラコンを利用するための第一歩です。


カラコンを買う場所で異なるメリット・デメリット


カラコンを購入する際に、コンタクトレンズ専門店の店頭だったり、インターネットショップ、アパレルショップなどの店頭やWEBサイトなど色々な場所でカラコンを購入することが可能です。

そこで、店頭での購入とインターネットショップでの購入のメリットとデメリットについてまとめました。

コンタクトレンズクリニックの店頭購入

コンタクトレンズ専門のクリニックで販売されているカラコンについて。

★メリット
コンタクトレンズのクリニックでの店頭購入であれば、きちんと目の検査をしてからの購入が可能です。
その場で検査をしてくれるため、度数間違えなど失敗するリスクが減ります。
また、クリニックでの販売の為、安全性が高いというメリットがあります。

★デメリット
正規価格で販売されていますので、他で購入するよりも価格は高くなります。
また、カラコンの種類に限りがあり、選択肢が少ない傾向にあります。

その他店頭でのカラコン購入

アパレルショップや、カラコン専門店などの店頭での購入について。

★メリット
アパレルショップやカラコン専門店での購入のメリットは、服に合わせてコーディネートできることです。
豊富な種類からお気に入りのカラコンを選ぶことが可能ですので、おしゃれを楽しむアイテムとして最適です。
また、販売価格もリーズナブルなものが多いのも特徴で、大幅な割引価格で購入できるカラコンもあります。
目に合ったカラコンが見つかれば、セールを行っている際に、大量購入してストックするのもおすすめです。

★デメリット
日本では認可されていないカラコンも多く販売しているので、気を付けないと粗悪なカラコンを購入してしまった…なんてことも良くあります。
目の粘膜に直接装着するものですので、商品によっては失明の恐れもあります。
購入する際は、実際に認可されているカラコンであるのか?もしくは認可されていなくても、口コミのトラブルはないのか?をチェックして購入する必要があります。

カラコン通販サイトでの購入

国内外のカラコン通販サイトでの購入について。

★メリット
実際に店頭に行かなくてもいいため、気軽に購入することができます。
また、幅広い商品を取り扱っている為、たくさんの種類から選ぶことができます。
店舗によっては割引やクーポンによりお得に購入も可能です。

★デメリット
処方箋の提出が必要ない場合がほとんどのため、気軽に購入出来るというメリットがある反面、眼科の受診を怠が不必要となり安全面や健康面での問題があります。
また、国内の承認を受けていない海外メーカーのカラコンを取り扱うサイトもあります。
国内の認可の元販売している店舗には「高度管理医療機器等販売業貸与業許可証」がサイト内に記載されておりますのでご確認ください。

薬局やドラックストアでの購入

薬局やドラックストアでの購入について。

★メリット
ドラッグストアは全国各地に店舗があるため、どの地域の人でもカラコンを購入できるのがメリット。
眼科などにわざわざ出向く必要がなく、自宅近くで日用品の買い物のついでに…と気軽に購入できるのも利点のひとつです。

★デメリット
薬局によっては書類の記入や処方箋の提出がある場合もあります。
また、同じドラックストアでも店舗によっては取り扱いの種類が違うので事前に調べる必要があります。場合によってはすぐに欲しいのに欲しいものが手に入らない…なんてことも。

このように、カラコンを購入する場所がそれぞれメリットとデメリットが存在します。
安心を取るのか?価格を取るのか?それとも両方取りたいのか?色々なカラコンショップを比較した上で、安全に利用できるカラコンを購入することがおすすめです。


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カラコンは処方箋なしでも買える?


カラコンを初めて購入する人は、眼科を受診して、目の数値や状態を把握する必要があるとご説明しました。

しかし、実際カラコンを購入する際にあたっては、 処方箋を医師からもらわなくても購入することは可能です。
なので、気に入ったカラコンを見つけたら、いつでも購入できるのです。

しかし1点気を付けて欲しいのは、 ご自身の目に合ったカラコン
でなければ、目のトラブルをすぐに引き起こしてしまい逆に高くついてしまう可能性もあるということです。
そこで、カラコンを初めて購入される方は当然、自分に合ったカラコンを使用するために事前に眼科を受診されることをおすすめします。

また、長い間カラコンを使用されている方も、視力が変わっていることもありますので、定期的に眼科を受診されることをおすすめしています。

また、いくら可愛いからと言って何も考えずに、安いカラコンを購入するのではなく、日本での認可が下りているカラコンなのか?という確認も必要です。